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昨晩までであと70頁くらい残していたのですが、今朝目が覚めたら続きが読みたくなり、朝のうちに最後まで一気に読んでしまいました。
登場人物はほぼふたりといっても良いくらいですが、とにかく濃密な物語でした。現在から過去を振り返る形で描かれていますが、読んでいる方も主人公と同じように、事実とそうであってほしい記憶とが入り混じってきてより複雑な味わいがしました。
タイトルにも深い意味があり、思わずうーむと唸ってしまいました。なかなか良い作品でした。後書きにもありましたが、確かに再読するとまた違う風に読めるような気がしますね。