前半は物語の世界に上手く入り込めなかったけど、後半から読むのがやめられなくなってしまいました。
https://instagram.com/p/6KiKYNNsDJ/
サラ・ウォーターズさんはウィキペディアによると、レズビアンのミステリー作家で、作品に同性愛の描写も多く取り上げられると紹介されています。
まあ、多分この作品も同性愛ものと言えると思うんですが、まだ嫁いでいなくて母親から冷たい眼で見られている独身の貴婦人と、霊媒師で監獄に入っている若い娘との関係が、どうなるのか読んでいるうちにすごく気になりだし、作者に上手くやられたという感じでした。
好き嫌いがはっきり分かれる内容だと思いますが、わたしは面白かったほうに一票です。