どんな話か知りませんでしたが、かなり暗い映画でした。アンドロイドとして生を受けたっていうのも変ですが、アンドロイドが感情を持ち、生に執着して、自分を創造した博士のところに行って…という内容ですが、そのアンドロイドを始末する役がハリソン・フォード。
この映画は1980年代前半の作品ですが、映画の世界は2019年。近未来の世界として描かれていたのが印象的でした。
この映画は興行的には失敗したそうです。相当に暗い内容だからまあ仕方ないですよね。だけど、カルト的な人気を得て世界的にも有名な作品のひとつになっています。観る人によって解釈の余地も多く、賛否両論の内容であることが、歴史や記憶に残る作品の特徴なのかもしれません。
ところで、ハリソン・フォードがラストの方で独白していましたが、われわれはどこから来て、どこに行くのかというのは、人間にとっても永遠のテーマですね。ほんと、どうなんでしょうか。