失意泰然・得意淡然の徒然日記

フルマラソン完走目指して始めた練習のことや、食べたもの、読んで面白かった本、大好きな将棋のことなど取り留めなく書いていきます。

NHK将棋トーナメント3回戦第7局

本日は糸谷八段と千田五段の対局。解決はふたりの師匠の森七段。師匠の前でふたりとも力が入るところです。

先手の千田五段の初手は7八金。初手に歩以外の駒を指すのは珍しいです。糸谷さんとしては咎めにいきたいところです。

中盤、膠着状態となり千日手になるのかなと思っていたら、千田五段が端から上手く攻めて局面を打開。糸谷八段が先に攻める形になりましたが、終盤2度の角打ちが決まり、千田さんの勝ちに。

感想戦の時間ではふたりとも若手らしく率直な発言でしたが、糸谷さんは苦しいと感じながら指していて、千田さんはまずまずと思っていたとのこと。してみると、見た目以上に差があったということに。

なかなか見応えのある勝負でした。