2016-03-12 『大いなる眠り』レイモンド・チャンドラー 読書 私立探偵フィリップ・マーロウものの記念すべき第1作目の作品。マーロウが若々しくて、少々荒っぽい印象もありますが、格好いいです。セリフ廻しもいいし、すごく楽しめました。レイモンド・チャンドラーさんは50歳台で長編作品を書き始めてます。遅咲きですね。それまではパルプマガジンという短編の作品をせっせと書いていたそうです。そんな中で腕を磨いて長編作品に取り組んだのですが、こんな作品を何編も残してくれて、本当に感謝です。読んだあと、海外に赴任することになる若手社員に餞別としてプレゼントしました。