先手は村山七段。戦型は角換わり腰掛け銀に。先に攻めたのは村山さん。桂跳ねから攻めていきます。千田さんも反撃しますが2八飛打ちが緩手と佐藤康光九段の解説もあり、猛攻とはならず終始村山さんペースに。
手数はかかりましたが村山さんが押し切って勝利に。村山さんは来期B2に陥落しましたが、NNHKトーナメント棋戦の優勝は嬉しいでしょうね。千田さんはもう少し思い切った指し手を期待したのですが、手が伸びない印象でした。やはり決勝戦はいつもと違う雰囲気があるのかなと思いました。
さあ、4月からはまた新しくトーナメントがはじまりますが、今回の千田さんのように新鋭の活躍に期待したいです。