Instagram
なかなか難しい話でした。前半のフラニーはまだついていけるとして、特に後半のズーイは…。
でも最後の方で救いらしきものがあり、不思議と読後感は爽やかです。
ほとんど登場人物が出てこないし、小説の中の時間もほとんど経過せず、演劇を観賞しているような小説ですが、グイグイと物語に引き込まれてしまいました。何と言ってもズーイが魅力的ですね。
こういう小説は通勤電車の細切れの時間で読んだら、上手く物語に入り込めないだろうから、休日にじっくり腰を据えて読めて良かったです。
最近はランニングしていない分、読書で体力や気力を使っているのかも。