失意泰然・得意淡然の徒然日記

フルマラソン完走目指して始めた練習のことや、食べたもの、読んで面白かった本、大好きな将棋のことなど取り留めなく書いていきます。

『瘦我慢の精神 福沢諭吉「丁丑公論」「瘦我慢の説」を読む』萩原延壽、藤田省三共著

蔵書の整理をしていたらたまたま見つけたのが本書。
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自分では絶対に買わない内容なので、何故この本を持っているのかしばらく考えてましたが、多分会社の先輩から読むようにと渡されたのをしばらく失念していたように思います。ただこれもそうかなと思うだけで全く記憶に自信がないですが。

巻末に福沢諭吉さんの実際の文書が掲載されてますが、それらの論説をどのように解釈するかというのが前半に書かれています。評論ですが講演の形をとられているので、内容の割には読みやすかったです。とはいうものの、幕末から明治維新やそれ以後の歴史的知識が圧倒的に欠如しているので、残念ながら面白さも半減していると思います。

ところで、どうして先輩がわたしにこれを読むように託されたのか、ということをずっと考えているんですが、出処進退の難しさを考えさせるためではないのはわかりますが、うーん、謎です…。