池田守男さんといえば、資生堂で生涯一秘書を掲げて5人の社長に仕え、自身も社長になられました。社長就任後には店頭起点という考えを打ち出し、店頭つまりお客さまを中心に、本社はお客さまとの接点業務をしているビューティーコンサルタントをサポートするよう、さまざまな改革を行った方です。
また池田守男さんはクリスチャンであり、サーバントリーダシップの考え方は自身の生活信条である「奉仕と献身」と近いこともあって、馴染みやすい概念だと思いました。
ところでどんな人がサーバントリーダシップを発揮しているのかについてですが、ラリー・スピアーズが次の10の属性をあげています。
1.傾聴
2.共感
3.癒し
4.気づき
5.説得
6.概念化
7.先見力、予見力
8.執事役
9.人々の成長にかかわる
10.コミュニティづくり
ところで、サーバントだから召使い的なリーダシップなのかなと、この本を読むまでは安易にに考えていたので、これからは恥をかかずにすみそうです。