失意泰然・得意淡然の徒然日記

フルマラソン完走目指して始めた練習のことや、食べたもの、読んで面白かった本、大好きな将棋のことなど取り留めなく書いていきます。

『サーバントリーダシップ入門』池田守男、金井壽宏

金井壽宏さんの著作でときどき紹介されていたサーバントリーダシップですが、会社の本棚にこの本があったので読んでみました。
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池田守男さんといえば、資生堂で生涯一秘書を掲げて5人の社長に仕え、自身も社長になられました。社長就任後には店頭起点という考えを打ち出し、店頭つまりお客さまを中心に、本社はお客さまとの接点業務をしているビューティーコンサルタントをサポートするよう、さまざまな改革を行った方です。

また池田守男さんはクリスチャンであり、サーバントリーダシップの考え方は自身の生活信条である「奉仕と献身」と近いこともあって、馴染みやすい概念だと思いました。

ところでどんな人がサーバントリーダシップを発揮しているのかについてですが、ラリー・スピアーズが次の10の属性をあげています。

1.傾聴
2.共感
3.癒し
4.気づき
5.説得
6.概念化
7.先見力、予見力
8.執事役
9.人々の成長にかかわる
10.コミュニティづくり

ところで、サーバントだから召使い的なリーダシップなのかなと、この本を読むまでは安易にに考えていたので、これからは恥をかかずにすみそうです。