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何度か読もうとして今までずっと後回しにしていましたが、ようやく読了しました。ここのところ、読書に向かう集中力があり、溜まっていた未読の本がどんどん読み進められます。
4つの作品が収められていますが、メインはもちろんタイトルにもあるこの作品。オードリー・ヘップバーンさんが主演の映画はもちろん知っているものの、まだ見たことないので、どんな内容か知らずに読みましたが、話の運び方が上手いなぁと感心し、すっかりホリー・ゴライトリーに魅了されてしまいました。
後書きで訳者の村上春樹さんがトルーマン・カポーティについての評伝を詳しく紹介していますが、わたしもこの作品は時の重みに耐えて未来に残るものだし、新訳が出されるのも意味あることだと思いました。
それにしても2008年2月発行とあるので、実に7年間も積ん読の状態って…。
