ずいぶん前に購入して積ん読状態だった本書ですが、本棚の整理をしていたら目に付いたので手にとって読んでしまいました。
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2007年に刊行とあるので、下手したら8年近くも放置していたことになります。ユング心理学の概念であるシンクロニシティをタイトルにしていますが、ひとことでいうと、著者の自伝的な話で、それまでの成功を捨てて人生の後半をどんな風に考えて行動したのか、という内容です。
わたし自身も40代後半になって、残りの会社生活やこれからどんな風に生きていこうかと時々考えることもあり、とても参考になりました。
何かに突き動かされるようにこれまで背負っていたものを脱ぎ捨てて新しいことに踏み出していく、というのは言うは易しだろうなと思いましたが。ただ人生の後半の方が面白いと信じて、わたしもstruggleしようと思います。
後書きに神戸大の金井教授の研究室の方が提唱した『行き当たりバッチリ』という言葉が紹介されてましたが、上手いこという人もいるんですね。気に入りました。
