昨日で電王戦FINALが終了しました。既報のとおり棋士側の3勝2敗となりましたが、思えば棋士が勝ったときの試合はいつも面白い話題を提供していましたね。
1回戦はコンピュータの負けがわかっているのにコンピュータが投了せずに攻め続けたこと。
2回戦では角の不成りにコンピュータが反応できず、王手に対して違う手を指して終了したこと。
昨日の最終戦では、アマチュアには知られていたコンピュータのソフトの弱点を突いて、21手の短手数で終わったこと。
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一方でコンピュータの勝利の試合は圧倒的な強さでした。見ている側からするとがっぷり四つに組んだ勝負を楽しみたいですが、勝ちに拘らなければならないくらい棋士側も精神的に追い詰められていたということなんでしょうね。
ところで、ほんとコンピュータは強くなりました。残念ながら棋士対コンピュータの対戦形式の電王戦は終わりだそうですが、何らかの形でまた復活してほしいです。ニコ生動画のドワンゴの会長も日本将棋連盟と議論していくと言ってるので楽しみにしています。これだけ話題にもなったんだし…。