本日は山崎八段と戸辺六段の対局。独創的な指し回しの山崎さんと戸辺攻めと積極的な攻めで有名な戸辺さんということで、とても注目してました。
序盤から山崎さんらしい独特な指し回しで攻めの構図を描きましたが、やや無理筋だったのか、大駒も渡して細かい攻めだったところを戸辺さんに冷静に受けられて、最後は大差がついてしまいました。
あんな細かい攻めが決まったらすごいなと思って観戦していましたが、うまくはいかないものですね。もう少し自陣にも手を入れるとかバランス良く指していたら違う展開になっていたかもしれないですが、そこが山崎さんらしさですね。
終盤、無念そうな顔しながら指していた山崎さんが印象的でした。こういうところは棋譜観戦ではわからないところで、これもTVで見るNHK将棋の醍醐味ですね。
