失意泰然・得意淡然の徒然日記

フルマラソン完走目指して始めた練習のことや、食べたもの、読んで面白かった本、大好きな将棋のことなど取り留めなく書いていきます。

『自負と偏見』オースティン

古本屋の100円コーナーで見つけた古典作品ですが、19世紀のイギリスものが好きなので、手に取って読んでみました。
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中流階級の5人姉妹の娘がそれぞれ相手を見つけて結婚していくという話ですが、人物造形がしっかりしており、気持ちの行き違いや移ろいが上手く描かれていて、なんていう話でもないんだけれど、ついつい頁をめくってしまい600頁弱の分厚い文庫本でしたが2日ほどで読んでしまいました。

多分古い本なんだろうなとは思ってだけど、まさか1813年に刊行された作品だとは。2百年前ですよ。後書きで夏目漱石が激賞とか書いてあって感慨深いものがありました。

こういう物語の中に気持ちよくどっぷり浸かれると、小説を読んでいて楽しいなぁと思います。