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すっかり読書三昧のGWです。ブックオ◯の100円コーナーで買ったこの本ですが、映画にもなりアカデミー賞も受賞していたことは知っていたので、原作はどうなんだろうと興味がありました。
冒頭から物語に引きずり込まれて、一気に読んでしまいましたがとても面白かったです。多民族・多宗教という人種の坩堝のインドで、孤児として育った主人公が知恵と機転を利かせて人生を切り開いていく姿は痛快でした。
作者はインドの現役外交官で、最近はインドの駐大阪・神戸総領事も務めていたようです。もう一作翻訳されているので、近いうちに手に入れて読んでみようと思います。
今年に入ってから読んだ物語の舞台は、インド、アフガニスタン、南アフリカ、イスラエル、北欧、アメリカ北東部と多岐にわたっていますが、旅行しているような気分も味わえて楽しいです。