奇書『女中(メイド)の臀(おいど)』ロバート・クーヴァー
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以前『ユニヴァーサル野球協会(新潮文庫)』を読んで衝撃を受けて、この人のことが好きになったのですが、いかんせん翻訳が少ないです。この本はネットの古本でゲットし、しばらく放置してたのだけど、ようやく読みました。
相変わらずというか、筋があるようなないような話ですが、脳がシビれるような変な魅力があり、ある意味とても楽しめました。
それにしても言葉遊び的な単語の使い方が多くて、翻訳するのは至難だっただろうなと思いました。よくここまで訳せるなぁというのが正直な感想で拍手ものです。
ユニヴァーサル野球協会は昨年白水uブックスで刊行されたし、別の作品も同じく昨年新たに翻訳されたし、少しずつだけれどロバート・クーヴァーを楽しめるようにはなってますね。