『停電の夜に』ジュンパ・ラヒリ

インド系の女流作家のデビュー短編集ですが、すごい！のひとことでした。

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もう15年くらい前の作品で、著者はその後順調に作家としての地歩を固めているようですが、なかなか読ませる内容でした。

あとがきにもありましたが、結婚生活や夫婦の機微に触れられた内容の作品が多かったです。夫婦といってもその間には深くて暗い溝があるのかもしれないと、読後しばらく呆然としてしまうことも。

まぁ、とにかく面白かったです、と明るくいうのも何だか差し障りがあるような気もするけど…。